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実家が空き家に|後悔しない活用法と今からできる対策を徹底解説

最終更新日

相続・実家・空き家の活用法

「両親が亡くなり実家が空き家になってしまったが、自分や兄弟が実家に住むのは難しい…」
「実家は残しておきたいけど、具体的にどうすれば良いのかわからない」
「実家が空き家になった場合、他のみんなはどうしてるの?売却したほうが良いのかな」

長年住み続けた実家が空き家になったとき、「自分が引っ越すのは現実的でない」と感じる一方で、「できることなら手放したくない」と悩む方は意外と多いのではないでしょうか。

結論、空き家になった実家は、以下の方法で活用することができます。

実家を空き家のまま放置し続けると、固定資産税などのコスト負担がかかるのはもちろん、損壊・倒壊や犯罪の発生リスクが高まるかもしれません。

そのため、上記の中から自分に合った方法を選び、納得できる形で実家を活用しましょう。

とはいえ、空き家になった実家を適切に管理するには、どうしても一定の手間やコストがかかってしまます。

空き家になった実家を無理なく管理し続けるためには、自分にピッタリの活用方法を選ぶと同時に、今からできる準備を少しずつ進めておくことが大切です。

そこで、この記事では、実家が空き家になったときにできることや空き家状態のまま放置するリスク、今からできる準備などを詳しく解説します。

この記事を最後までお読みいただければ、自分にとって最適な活用方法を見出すことができ、その活用に向けた準備をスムーズに進められるでしょう。

家族との思い出が詰まった実家を納得できる方法で活用したい方は、ぜひ参考にしてください。

実家が空き家になったときにできる7つのこと

実家が空き家になったときにできることは、以下の7つです。

空き家になった実家の活用方法には、さまざまな選択肢があります。それぞれの内容をチェックし、どの方法が自分に合っているのかを考えてみましょう。

【要再検討】自分や親族が住む

多くの方は「実家を手放したくないけど、自分が住むのは難しい…」という悩みから、本記事をご覧になっているのではないでしょうか。

繰り返し検討している方もいるかもしれませんが、思い入れのある実家を残したい場合は、改めて自分や親族が住めるかどうか考えてみてください。

空き家になった実家に自分や親族が住むメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 思い入れのある実家を手放さずに済む
  • 空き家のまま放置するより管理しやすい
デメリット
  • 税金や維持管理費が継続的に発生する
  • 今住んでいる家から引っ越す必要がある

自分や親族が実家に住み続けると、思い入れのある家を手放すことなく、家族の思い出を残しておけます。

空き家のまま放置するよりも管理しやすくなるため、建物が老朽化したり、不法侵入などの犯罪に巻き込まれたりするリスクを減らせるでしょう。

ただし、空き家になった実家に住む場合は、固定資産税や都市計画税の支払い、家の維持管理費が継続的に発生する点に注意が必要です。

また、今住んでいる家から引っ越すことになるため、通勤・通学の負担など、生活面で支障が出ないかを十分に確認しておく必要があります。

「職場が遠い」「買い物に行く場所がない」などの不便さが原因で生活しにくくなると、再び引越しを余儀なくされるかもしれません。これから何年も住み続ける可能性を考えた上で、本当に問題なく生活できるのかを慎重に考えましょう。

別荘にする

空き家になった実家に住むのが難しい場合は、別荘として活用する方法もあります。

実家を別荘にするメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 住むのが難しくても実家を残しておける
  • 災害時の一時的な避難先として活用できる
デメリット
  • 常時人が住んでいないため老朽化が進みやすい
  • 税金や固定費の支払いは継続的に発生する

生活拠点としては使えなくても、定期的に滞在する場所として活かせば、思い出の詰まった実家をそのまま残しておけます。

「もう一つの家」を持つことで、災害時の一時的な避難先として活用できる可能性がある点も嬉しいポイントです。

ただし、常時人が住んでいない家は老朽化が進みやすいというデメリットがあります。別荘に訪れる頻度が少なかったとしても、換気や清掃、設備点検は定期的に行わなければなりません。

そのため、実家を別荘として活用する場合は、日常的な管理を外部に委託するか、親族・知人に依頼することもあわせて検討しておきましょう。

また、実家に住む場合と同じく、固定資産税や光熱費、修繕費などの維持管理費は継続して発生する点にも注意が必要です。

維持管理費を負担し続けるのが難しい場合は、一時的に別荘として活用しながら、将来的に「賃貸物件として貸し出す」「売却する」などの方法も検討してみてください。

賃貸物件にする

空き家になった実家を賃貸物件にする方法も、現実的な選択肢の一つといえます。

自分や親族が実家に住めなくても、住宅としての機能を維持できるため、「すぐに手放したくはないけど、空き家のままにしておくのも不安」という方におすすめです。

空き家になった実家を賃貸物件にするメリット・デメリットについて、下記にまとめました。

メリット
  • 家賃収入でコスト負担を軽減できる
  • 建物が一気に老朽化するリスクを防げる
デメリット
  • 貸主の都合だけで簡単に解約できない
  • 苦情対応や入金管理などの手間がかかる

空き家になった実家を賃貸物件として活用すると、定期的に家賃収入を得られるため、固定資産税や維持管理費の負担を抑えられます。自分や親族が住めない場合でも、第三者に住んでもらうことで建物の老朽化を防げる点もメリットです。

注意点としては、一度賃貸借契約を結ぶと、貸主の都合だけで簡単に解約できないことが挙げられます。将来的に自分や親族が住む可能性がある場合は、契約期間や更新条件を慎重に検討しておきましょう。

また、賃貸物件にする前にリフォームが必要となるケースも多いため、あらかじめ初期費用を準備しておくことも大切です。

民泊として活用する

空き家になった実家をそのまま残しつつ、新たな収入源を得る方法としては、民泊として活用する選択肢もあります。

民泊とは、住宅の一部または全部を宿泊施設として活用し、観光客などに有償で宿泊サービスを提供することです。

民泊には大きく分けて以下の3種類がありますが、空き家を活用する場合は、個人でも簡単に民泊を始められる「住宅宿泊事業法(民泊新法)における民泊」を検討しましょう。

【民泊の種類】

  • 旅館業民泊:宿泊日数や営業日数に制限はないが、審査難易度が高い
  • 特区民泊:宿泊日数は「2泊3日以上」、最低床面積は「25m平方メートル以上/室」などの制限がある
  • 新法民泊:営業日数は年間180日以内と制限されているが、開業のハードルが低い

新法民泊では営業日数に一定の制限が設けられていますが、他の2つに比べて基準は緩く、オンライン上で届出ができるなど、開業のハードルが低い点が特徴です。

空き家になった実家を民泊として活用するメリット・デメリットについて、下記にまとめました。

メリット
  • 立地によっては賃貸よりも収益を得られる
  • 完全な空き家状態よりも老朽化を防げる
デメリット
  • 賃貸よりも清掃や顧客対応の手間が大きい
  • 老朽化が進んでいる場合はリフォームが必要

民泊は主に観光客をターゲットとした宿泊施設であるため、観光地や都市部に近い立地であれば、賃貸物件として活用するよりも高い収益を見込める可能性があります。

定期的に利用者が出入りすることで換気や清掃が行われ、完全な空き家状態より老朽化を防ぎやすい点もメリットです。

ただし、民泊は利用者の入れ替わりが頻繁にあるため、賃貸に比べて運営面での手間が大きくなる可能性があります。

実家の老朽化が進んでいる場合は、賃貸と同じくリフォームや修繕が必要になる点にも注意しましょう。

売却する

自分や親族が実家に住む予定はなく、賃貸物件や民泊として活用するのも難しい場合は、売却を視野に入れてみてください。

空き家になった実家を売却するメリット・デメリットについて、下記にまとめました。

メリット
  • 維持管理費や管理の手間から解放される
  • 売却益を生活費や老後資金に充てられる
デメリット
  • 思い出の詰まった実家を手放すことになる
  • 希望価格で売れない可能性もある

空き家になった実家を売却すると、精神的な寂しさは残るかもしれませんが、固定資産税や修繕費の負担から解放され、売却益を生活費や老後資金に充てられる点がメリットです。

そのため、空き家になった実家の管理が物理的・経済的に難しい方や、生活費にあまり余裕がなく、まとまった資金を確保しておきたい方は、前向きに検討してみましょう。

空き家になった実家を売却する方法は、主に以下の2つです。

【空き家になった実家を売却する方法】

  • 不動産会社に仲介してもらう方法
  • 不動産会社に直接買い取ってもらう方法

不動産会社に仲介してもらう場合は、自分で買主を見つける負担を大幅に軽減できます。市場価格に近い金額で売却できる可能性が高い点も、大きな魅力です。

不動産会社に直接買い取ってもらう方法は、時間をかけて買主を探す必要がないため、売却までをスピーディに進められます。

ただし、買取価格は「市場価格の7〜8割程度」になるケースが多いです。自身の希望している金額で売却できない可能性がある点に注意しましょう。

更地にする

建物の老朽化が進んでいて、売却や修繕等が難しい場合は、実家を解体して更地にするという選択肢もあります。

思い入れのある実家を取り壊す形にはなってしまいますが、建物の倒壊や火災などのリスクを抑えられる点はメリットです。

その他、空き家になった実家を更地にするメリット・デメリットについて、下記にまとめました。

メリット
  • 建物の老朽化や倒壊リスクを解消できる
  • 更地を活用することで収入源を得られる
デメリット
  • 解体費用や廃棄物の処理費用がかかる
  • 固定資産税が最大6倍になる可能性がある

更地になった土地を以下の方法で活用すれば、新たな収入源を確保でき、生活費にもゆとりが生まれやすくなります。

【更地になった実家の活用方法】

  • 月極駐車場として貸し出す
  • コインパーキングとして運営する
  • 資材置き場として建築業者に貸す
  • トランクルームを設置・運営する
  • 事業用地として企業に貸し出す

ただし、いずれの場合も「解体費用」「廃棄物の処理費用」などで、少なくとも100万円程度かかる点には注意しましょう。

実家が古く建物としての価値が低い場合は、更地にしてから土地を売却することで、現金化する方法もあります。

買主が土地を自由に活用できるため、建物を残しておくよりもスムーズに売却できるかもしれません。

空き家になった実家を更地にする際は、解体などにかかる費用を事前に把握し、なるべく損をしない形で活用できる方法を検討することが重要です。

実家を解体して更地にすると固定資産税が最大6倍になる可能性がある.com」

実家を解体して更地にする場合は、「住宅用地の特例」が適用されず、固定資産税が最大6倍になる可能性がある点にも注意が必要です。
「住宅用地の特例」は、住宅が建っている土地の固定資産税を最大6分の1に減額する制度を指します。1戸あたり200平方メートル以下の部分(小規模住宅用地)については6分の1、200平方メートルを超える部分についても3分の1に減額される仕組みです。
しかし実家を更地にすると、この特例が適用されなくなり、本来の評価額に基づいて課税されます。その結果、固定資産税が最大で6倍になる可能性があるため、実家を更地にする場合は、
税負担が増えることも考慮した上で資金計画を立てましょう。

第三者に無償で譲渡する

空き家になった実家の管理が難しく、売却や更地化なども現実的でない場合は、第三者に無償で譲渡することも可能です。

老朽化などで売却が難しくても、必要としている人に引き継ぐことができれば、コスト面や管理面での負担から解放されます。

その他、空き家になった実家を第三者に無償で譲渡するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 譲渡後はコスト面や管理面の負担から解放される
  • 売却が難しい物件でも処分できる可能性がある
デメリット
  • 譲渡の際に税金の支払いが発生する可能性がある
  • 相手の要望によっては追加費用が発生する

空き家になった実家を第三者に無償で譲渡する方法には、以下の2つがあります。

【空き家になった実家を第三者に無償で譲渡する方法】

  • 周辺地権者(実家周辺で土地を所有している人)に譲渡する
  • 自治体が運営する「空き家バンク」を活用する

たとえば、実家の隣に住んでいる方の敷地が狭く、駐車スペースを確保できずに困っている場合は、無償譲渡を提案することでスムーズに土地を引き継げるかもしれません。

もちろん隣人に土地を売却することもできますが、実家の敷地が狭く市場価値がほとんど見込めないのであれば、無償譲渡の方がお互いに気持ちよく話を進められるでしょう。

空き家バンク」とは、空き家を「買いたい・借りたい人」と「売りたい・貸したい人」をつなぐマッチングサイトです。空き家に関する情報を無料で掲載できるため、余計なコストをかけずに実家を引き継いでくれる人を探せます。

なお、空き家になった実家を無償で譲渡する際は、贈与税や所得税が発生する点に注意しましょう。

具体的に支払いが発生する税金は、以下のとおりです。

譲渡する側
譲渡される側
個人から個人に無償譲渡する場合 非課税
贈与税
個人から法人に無償譲渡する場合 所得税
法人税

また、譲渡を受ける側の要望によっては、実家の解体・修繕が必要になるケースもあります。そのため、必ずしもコストがゼロになるわけではない点を踏まえた上で、慎重に譲渡先を探すことが大切です。

みんなはどうしている?実家が空き家になったときの対応にまつわるアンケート

空き家になった実家はさまざまな方法で活用できますが、実際に他の人はどのように対応しているのでしょうか。

株式会社AlbaLinkが、将来的に実家が空き家になる可能性がある500人を対象に行ったアンケートでは、「売却する」「人に貸す」ことを検討している人が多いことが明らかになりました。

出典:訳あり物件買取プロ「【将来、実家が空き家になったらどうする?】処分・活用方法を500人にアンケート調査」

中でも、売却を検討している人の割合は58.0%と過半数を占めており、多くの人が手間やコストをかけて実家を管理するよりも、「早めに処分したい」と考えていることがわかります。

実家を手放すのには抵抗があるものの、自分で管理し続けるのが難しく、やむを得ず売却を選択している人もいるかもしれません。

一方、実家を残したまま活用する方法としては、「人に貸す」「親族が住む」ことを検討している人の割合が比較的高めです。

今回のアンケート結果においては、「別荘にする」「民泊として活用する」などの回答は見られませんでした。

上記から、空き家になった実家をできるだけ残したい場合は、「自分や親族が住む」「賃貸物件にする」などの方法が、現実的な選択肢といえるでしょう。

実家を空き家のまま放置した場合に発生する4つのリスク

空き家になった実家を活用するには、どうしても一定のコストや手間がかかってしまいます。

しかし、管理が大変だからといって空き家のまま放置し続けると、以下4つのリスクが発生してしまうでしょう。

これらの事態を避けるためにも、早い段階から自分に合った活用方法を検討しておきましょう。

固定資産税の支払いが毎年発生する

実家を空き家のまま放置し続けると、固定資産税の支払いが毎年発生し、家計を圧迫する可能性があります。

たとえ誰も住んでいなくても、土地や建物を所有している限りは、固定資産税を払い続けなければなりません。

空き家になった実家を適切に管理せず、老朽化が進んで倒壊のおそれがある場合は、自治体から「管理不全空き家」「特定空き家」に指定され、指導・勧告を受けることもあります。

用語 意味
管理不全空き家 適切な管理が行われていないために、特定空き家に該当するおそれのある状態
特定空き家 そのまま放置すれば、倒壊など近隣住民に重大な悪影響を及ぼすおそれのある状態

管理不全空き家や特定空き家に指定されると、最終的には「住宅用地の特例」が適用されなくなり、固定資産税が最大で6倍になってしまうため注意が必要です。

「空き家の管理が面倒」「買主が見つからない」という理由で空き家を放置すると、このように経済的な負担が自分に返ってきてしまいます。

建物が損壊・倒壊しやすくなる

実家を空き家のまま長期間放置していると、損壊・倒壊のリスクが高まる点にも注意しなければなりません。

本来、住宅は人が生活する中で換気や清掃が行われ、自然と建物の状態が維持されます。しかし、人が住んでいない家は内部の劣化が進みやすく、気づいたときには修復困難な状態になっていることもあるのです。

空き家を放置することで損壊・倒壊のリスクが高まると、資産価値が下がるだけでなく、災害が起こったときに第三者へ被害が及ぶ可能性があります。

外壁や屋根材が落下して通行人にケガをさせたり、倒壊によって隣家を損傷させたりすれば、修繕費や損害賠償金などの責任を負わなければなりません。

このように、空き家になった実家を放置し続けると、住宅としての安全性が一気に失われます。そのため、空き家を活用するまでに期間が空く場合は、定期的な点検や適切な管理を行い、できるだけ建物の状態を維持しましょう。

具体的なチェック項目や管理方法については、国土交通省が公開している「空き家管理チェックリスト」などを参考にしてみてください。

資産価値が下がって売却しにくくなる

実家を空き家のまま放置すると、資産価値が下がり、売却しようとしたときに買主が見つかりにくくなる点にも注意が必要です。

誰も住んでいない家は定期的な換気や清掃が行われないため、湿気やカビが発生しやすく、外壁の傷みやシロアリ被害なども広がっていきます。

このような状態で売却しようとしても、多くの場合は「そのままでは住めない」と判断され、評価額が大幅に下がるでしょう。

また、建物の老朽化が進行していると、買主が見つかったとしても、解体・修繕を前提に価格交渉されるかもしれません。

実家の解体費用や修繕費は数十万円〜数百万円ほどかかるため、場合によっては実家を売却しても、結果的に損をしてしまう可能性があります。

将来的に実家の売却を検討している場合は、建物の状態や資産価値が保たれているうちに、不動産会社へ早めに相談しましょう。

犯罪の発生リスクが高まる

実家を空き家のまま放置し続けると、不法侵入や放火、不法投棄といった犯罪の発生リスクも高まります。

人の出入りがなく、夜間も明かりのついていない家は「誰も住んでいない家」と認識されやすく、犯罪の標的になりやすいのです。

たとえ戸締まりをしていても、窓ガラスやドア、鍵を壊して侵入されるケースは実際にあります。人目につきにくい立地や、庭木が生い茂って外から見えにくい状態であれば、さらにリスクは高まるでしょう。

放置された空き家で犯罪が発生すると、近隣住民に不安を与えるだけでなく、修繕費や清掃費などが発生する可能性もあります。

犯罪拠点として空き家を利用された場合は、より深刻なトラブルに発展するかもしれません。

管理が手間だからといって空き家を放置すると、思い入れのある実家が荒らされるだけでなく、周囲にも多大な迷惑をかけてしまいます。

そのため、実家が空き家になった場合は、定期的な管理を行いつつ、早めに「売却する」「賃貸物件にする」などの方法で活用しましょう。

【フローチャート】空き家になる実家をどうすべきか特定しよう

空き家になった実家の活用方法にはさまざまな選択肢があるからこそ、「結局どうすれば良いのかわからない…」と悩む方もいるでしょう。

そこで、自身の状況に合った活用方法を見つけられるよう、フローチャートを用意しました。2〜3個の質問に回答するだけで最適な選択肢が見つかるので、ぜひ活用してみてください。

今後の方針を固めることができたら、今のうちにできる準備を少しずつ進めておきましょう。

空き家になった実家を少しでも有効活用するために今からできること

空き家になった実家を少しでも有効活用するために、今からできることは以下の3つです。

【空き家になった実家を少しでも有効活用するために今からできること】

空き家を放置することで生じるリスクを防ぐためにも、無理のない範囲でできることから始めてみましょう。

建物の状態を客観的に把握する

空き家になった実家を少しでも有効活用したい場合は、今のうちに建物の状態を客観的に把握しておくことが大切です。

「自分や親族が住む」「賃貸や民泊として活用する」「売却する」など、どの方法を取るにしても、建物の状態を正確に把握していなければ、適切な判断はできません。

そのため、まずは建物のどこが傷んでいるのかをチェックし、「どの程度の修繕が必要か」「費用はどれくらいかかるのか」という見通しを立てておきましょう。

建物の状態を把握するときに見るべきポイントは、以下のとおりです。

外部の劣化状況
  • 屋根や外壁のひび割れ
  • 塗装の剥がれ
  • 雨漏りの有無
建物の構造部分
  • 床の傾きやきしみ
  • 柱や梁の傷み
  • シロアリ被害の有無
インフラ設備
  • 給排水管
  • 電気配線
  • ガス設備
→これらを安全に使用できるかどうか
その他
  • カビや湿気の影響
  • 断熱性能の状態

より正確に状況を把握するには、建築士や住宅診断士などの専門家に依頼し、第三者の視点で調査してもらうのがおすすめです。

多少の費用はかかりますが、将来の大きな修繕費やトラブルを防ぐための先行投資と考えれば、依頼する価値は十分にあるといえるでしょう。

必要な金額を把握して少しずつ貯金する

空き家になった実家を有効活用するためには、税金・維持管理費などのコストがどれくらいかかるのかを把握し、少しずつ貯金しておくことも大切です。

実家を賃貸物件や民泊として活用するにしても、売却するにしても、必ず一定の費用は発生します。想定外の支出で家計を圧迫させないためにも、必要な費用を把握して将来に備えておきましょう。

空き家になった実家を活用するために把握すべき費用は、それぞれ以下のとおりです。

自分や親族が住む
  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • リフォーム費用
  • 引越し費用
  • 水道光熱費
  • 火災保険料
別荘にする
  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • リフォーム費用
  • 水道光熱費
  • 管理委託費
  • 火災保険料
賃貸物件にする
  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • リフォーム費用
  • 不動産会社仲介手数料
  • 管理委託費
  • 広告費
  • 火災保険料
民泊として活用する
  • 固定資産税
  • 都市計画税
  • リフォーム費用
  • 消防設備設置費(開業の基準を満たすため)
  • 家具家電購入費
売却する
  • 譲渡所得税
  • 印紙税
  • 登録免許税
  • 測量費(土地の面積等を確定する作業)
  • 不動産会社仲介手数料
  • 廃棄物の処理費用
更地にする
  • 固定資産税(解体後は最大6倍)
  • 都市計画税
  • 解体工事費
  • 廃棄物の処理費用
第三者に無償で譲渡する
  • 贈与税(受け取る側)
  • 所得税(法人に譲渡する場合)
  • 登録免許税
  • 測量費
  • 解体工事費(相手の要望に応じて)
  • 修繕費(費推奨相手の要望に応じて)
  • 契約書作成費

状況によって追加費用がかかる可能性がある項目についても、大まかな金額を把握しておくと、いざという時に落ち着いて対応できます。

将来に向けて少しずつ貯金しておけば、実家が空き家になった際もすぐリフォーム・修繕に費用を充てられるため、空き家状態のまま放置することなく活用できるでしょう。

実家に帰ったタイミングで片付けを進める

空き家になった実家をスムーズに活用するためには、実家に帰ったタイミングで少しずつ片付けを進めておくのもおすすめです。

長年暮らしてきた実家には多くの物が残されており、そのままでは売却や賃貸、解体などの具体的な行動には移せません。実家が空き家になってから整理しようと思っても、想像以上に時間と労力がかかるでしょう。

実家の片付けが面倒になり、空き家状態で放置すると、建物の老朽化や犯罪などのリスクが高まってしまいます。そのため、実家が空き家になる前に、無理のない範囲で片付けを進めておくことが大切です。

実家の片付けを進める際は、以下のポイントを意識しましょう。

【実家の片付けを進めるときのポイント】

  • 親御さんとの相談が難しい場合は「自分の部屋」など片付けやすい場所から始める
  • 捨てるのに抵抗がある物は「贈与」「売却」などの方法で片付けることを検討する

本来であれば、親御さんと相談しながら片付けを進めるのが理想ですが、多くの方は難しい状況にあるかもしれません。

親御さんとの相談が難しい場合は、自分の部屋や現在使っていない部屋など、比較的片付けやすい場所から始めましょう。

捨てるのに抵抗がある物については、贈与や売却など、他の人に活用してもらう方法を選ぶことで、罪悪感なく片付けられます。

早いうちに片付けを進めておくと、空き家になったときにすぐ次の行動へ移れるのはもちろん、不用品が減ることで、解体費用などを抑えられる点もメリットです。

思い入れのある実家|選択に悩む時は質の良い管理会社と協力して賃貸に出すことを検討しよう

ここまで空き家になった実家の活用方法を紹介してきましたが、多くの方は「できることなら、思い入れのある実家を手放さずに使い続けたい」と考えているのではないでしょうか。

とはいえ、実家に引っ越すのが難しい場合、今住んでいる家から離れた場所にある実家を管理し続けるのは、想像以上に手間やコストがかかってしまいます。

そこでおすすめなのは、空き家になった実家を賃貸物件として活用し、信頼できる管理会社と二人三脚で運営していく方法です。

賃貸であれば、愛着のある実家を手放さずに済むため、家族にとって大切な思い出をそのまま残しておけます。

入居者からの問い合わせや設備トラブルについては、管理会社に対応を任せることで、長期的に無理のない運営を実現できるでしょう。

とはいえ、実家を賃貸に出す際は、管理会社の質を慎重に見極めなければなりません。質の悪い管理会社に依頼すると、対応の悪さが原因で入居者が集まらず、収益につながらなくなる可能性があります。

一方、質の良い管理会社を見つけられると、入居者対応を丁寧に行ってくれるのはもちろん、空室対策なども徹底してくれるため、継続的に安定した家賃収入を得られるでしょう。

思い入れのある実家の管理を安心して任せるためにも、各社の対応範囲やサポート体制、費用の内訳などを丁寧に比較し、自分にピッタリの管理会社を見つけることが大切です。

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まとめ

本記事では、実家が空き家になったときにできることや空き家状態のまま放置するリスク、今からできる準備などを詳しく解説しました。

実家が空き家になったときにできることは、主に以下の7つです。

【実家が空き家になったときにできる7つのこと】

  • 【要再検討】自分や親族が住む
  • 別荘にする
  • 賃貸物件にする
  • 民泊として活用する
  • 売却する
  • 更地にする
  • 第三者に無償で譲渡する

いずれの場合も、税金や維持管理費、解体費などのコストが継続的に発生するため、必要な金額をあらかじめ把握し、少しずつ貯金しておきましょう。

空き家になった実家を適切に活用するためには、建物の状態を把握しておくことも大切です。建築士や住宅診断士などの専門家に依頼すると、「どの程度の修繕が必要か」「どれくらいの費用がかかるのか」という見通しを立てやすくなります。

また、空き家になった実家をスムーズに活用できるよう、今のうちから無理のない範囲で片付けも進めておきましょう。

ぜひ本記事を参考に、自分にピッタリの活用方法を選び、今からできることを少しずつ実践してみてください。

河上 隼人

Author information

河上 隼人

1980年11月8日生まれ
広島県出身
株式会社エイムプレイス 代表取締役

インターネットメディア事業「マンション貸す.com」を運営し、不動産オーナーと不動産会社をつなぐ架け橋として活動。効率的で自由度の高い経営スタイルを追求しながら、自らも日々学び続けている。

趣味はトレーニングと健康的なライフスタイルづくり。毎日の冷水シャワーを日課とし、体幹トレーニングではアブローラーの“立ちコロ”を悠々こなす。数年前にお酒をやめてからは、心身ともにすっきりとした日々を楽しんでいる。
「挑戦と進化」をテーマに、自然体で自分らしい生き方を磨き続けている。

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