「マンションの賃貸管理を業者に委託すると、手数料はどのくらい必要なのだろう?」
「手数料が安い賃貸管理会社に魅力を感じるけれど、本当にその選び方でいいの?」
このような疑問や不安を抱えていませんか?
マンションの賃貸管理手数料は、家賃の5%前後が相場です。
ただ、これはあくまでも“平均値”であり、プランや地域によって手数料が家賃の3%前後まで下がることもあれば、家賃の10%程度になることもあります。
【プラン別】マンション賃貸管理手数料の相場
| プラン | 概要 | 手数料の相場 | 
| 集金代行プラン | 家賃の集金、滞納督促など最小限の賃貸管理 | 家賃の3%前後 | 
| 管理委託プラン | 入居者募集から退去立会いまで基本的な賃貸管理 | 家賃の5%前後 | 
| 充実プラン | 24時間対応や空室対策などより手厚い賃貸管理 | 家賃の7~10%前後 | 
また、マンション経営の収益率を考えると管理手数料が安いに越したことはありませんが、手数料の安さだけで賃貸管理会社を選ぶのは危険です。
サービスや対応の悪さが原因で入居率が低下したり、最悪の場合はマンションの資産価値が減少したりするリスクがあるからです。
では、マンションの賃貸管理手数料はどのくらいがベストなのでしょうか。また、賃貸管理会社を選ぶ際はどのような点をチェックすればいいのでしょうか。
この記事では、マンションの賃貸管理手数料の相場についてご紹介したうえで、賃貸管理会社選びのポイントについても詳しくご説明させていただきます。
複数社を比較する際のチェックポイントと比較の目安もご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
マンション賃貸管理の手数料相場は家賃の5%前後
 
マンションの賃貸管理を専門業者に委託する場合、手数料は家賃の5%前後が相場です。
例えば、家賃30万円で貸すマンションの賃貸管理を委託する場合、手数料相場は下記計算式により、1万5,000円となります。
| 家賃(30万円)×5%=賃貸管理手数料(1万5,000円) | 
一般に、家賃の5%程度で委託できる賃貸管理プランに含まれるサービスには、下記のようなものがあります。
【基本プランに含まれる主なサービス】
| サービス内容 | 管理会社の基本プラン (家賃の約5%) | 
| 入居者募集・広告掲載 | サイト掲載、内見対応、条件調整などを一括代行 | 
| 入居審査・契約手続き | 信用調査、契約、重要事項説明、保証手配などを一括代行 | 
| 家賃集金・入金管理 | 集金、送金、入金管理、滞納督促を代行 | 
| 問い合わせ対応 | 設備不具合、騒音などのトラブルに管理会社が対応 | 
| 修繕手配 | 提携業者を手配し、入居者対応まですべてを代行 | 
| 退去立会い・原状回復 | 退去立会い、敷金精算、原状回復、工事の手配まですべてを代行 | 
| 契約更新業務 | 通知、更新料徴収、事務処理などをすべて代行 | 
| 収支報告・会計処理 | 次収支報告、会計処理などをすべて代行 | 
このように、賃貸管理を専門業者に委託すれば、賃貸経営に必要となる基本的な業務を、すべて代行してもらえます。
賃貸管理手数料は「家賃の約5%」全国的な相場ですが、 委託内容が同じでも地域によって若干の差があります。
| 地域 | 相場 | 背景・理由 | 
| 都市部 | 家賃の4~5% | 競合する管理会社が多く、価格競争の原理が働きやすい。 | 
| 地方都市・郊外 | 家賃の5~6% | 管理会社の数が限られており、競争が少ない。 入居者募集に時間がかかる地域の場合は、手間やコストが増え、手数料が高くなりがち。 | 
| 人口が少ない地域 | 家賃の6%以上になる場合も | 管理会社が少なく、価格競争があまりない。 空室リスクが高く、募集や管理にかかるコストが都市部よりもかなり大きい。 | 
一般に、都市部は競合する管理会社が多く価格競争が激しいため、管理手数料が低めに設定される傾向があります。
一方、地方では管理会社が少なく価格競争があまりないうえ、入居者募集に手間と時間がかかりがちであるため、管理手数料がやや高めに設定される傾向にあります。
【プラン別】マンション賃貸管理の手数料相場
 
一般に、マンションの賃貸管理にはいくつかのプランが用意されています。
最低限の管理業務のみを委託するかわりに手数料を抑えたプラン、基本的なプラン、手数料は高いもののサービス内容が充実したプランなど、管理会社によってその内容は様々です。
【プラン別|賃貸管理手数料の相場とサービス内容一覧】
| 賃貸管理業務 | 集金代行プラン 家賃の3%前後 | 管理委託プラン 家賃の5%前後 | 充実プラン 家賃の7~10%前後 | 
| 家賃集金・入金管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 
| 滞納督促 | 〇 | 〇 | 〇 | 
| 収支報告 | 簡易的 | 〇 | 〇 | 
| 会計処理 | 〇 | 〇 | |
| 入居者募集 | 〇 | 〇 | |
| 入居審査・契約手続き | 〇 | 〇 | |
| 退去立会い | 〇 | 〇 | |
| 原状回復手配 | 〇 | 〇 | |
| 入居者からの問い合わせ対応 | 〇 | 〇 | |
| 入居者からのクレーム対応 | 〇 | 〇 | |
| 修繕手配 | 〇 | 〇 | |
| 24時間緊急対応 | 〇 | ||
| 定期点検・巡回清掃 | 〇 | ||
| 長期修繕計画のサポート | 〇 | ||
| 空室対策 | 〇 | 
※料金体系やサービス内容などはあくまでも一例
ここでは、代表的な3つのプランの手数料相場と主なサービス内容をご紹介したうえで、各プランがどのような方におすすめなのか、詳しくご説明します。
集金代行プランの相場:家賃の3%前後
集金代行プランは、オーナーに代わって家賃を集金・入金管理したり、滞納督促をすることを中心とした、最小限の賃貸管理サービスです。
手数料は家賃の3%前後が相場で、例えば、家賃30万円のマンションの賃貸管理を委託する場合、毎月の手数料は9,000円となります。
【集金代行プランの概要】
| 手数料相場 | 家賃の3%前後 | 
|---|---|
| 主なサービス内容 | ・ 家賃の集金、入金管理 ・ 滞納督促 ・ 簡易的な収支報告 | 
このプランは業務範囲がかなり限定的で、入居者募集や契約関連、クレーム対応などは原則としてサービス内容に含まれません。
その分、管理手数料が安く相場は家賃の3%前後であることが一般的です。
集金代行プランをおすすめする人
- 入居者募集や入居者対応を自分で行える人
- 管理手数料をとにかく安く抑えたい、コストを最重要視する人
例えば、物件の近くに住んでおり、かつ、賃貸管理の経験もあるためスピーディーかつ的確な入居者対応を行える方で、コストを重視する方は、このプランを検討してみてはいかがでしょうか。
管理委託プランの相場:家賃の5%前後
管理委託プラン(基本プラン、スタンダードプランと呼ばれることも多い)とは、マンションの賃貸管理に必要な基本的業務を管理会社に一括で委託できる標準的なプランです。
手数料は賃料の5%前後が相場で、例えば、家賃30万円のマンションの賃貸管理を委託する際に必要な手数料は、1万5,000円となります。
【管理委託プランの概要】
| 手数料相場 | 賃料の5%前後 | 
|---|---|
| 主なサービス内容 | 〈集金対応〉 ・ 家賃集金・入金管理 ・ 滞納督促 ・ 収支報告 ・ 会計処理 〈入居者対応〉 ・ 入居者募集 ・ 入居審査、契約手続き ・ 退去立会い ・ 原状回復手配 ・ 入居者からの問い合わせ対応 ・ 入居者からのクレーム対応 ・ 修繕手配 | 
このプランはサービス範囲が広く、賃貸管理に必要な業務のほとんどを委託できるため、マンション経営の経験がない方でも安心です。
賃貸管理の手間と時間を大幅に削減できることや、トラブル対応などリスクの高い業務を専門家に任せられるのは、マンションオーナーにとって大きな魅力ですよね。
ただし、集金代行プランに比べると手数料が高くなってしまいますので、料金がどのくらいで、具体的にどのようなサービスを提供してくれるのか、慎重に確認することが大切です。
管理委託プランをおすすめする人
- これまで、マンションを賃貸に出したことがない人
- 賃貸管理に必要な一般業務を任せつつ、コストも抑えた人
- 物件が遠方にあり、入居者対応などが難しい人
例えば、マンション経営の経験がない方や、遠方に物件があるためスピーディーな入居者対応が難し方は、このプランを検討してみてはいかがでしょうか。
充実プランの相場:家賃の7~10%前後
充実プラン(フルサポートプラン、プレミアム管理プランなどと呼ばれることも多い)は、賃貸管理プランの内容に加えて、24時間緊急対応や定期点検、長期修繕計画のサポート、空室対策など、より手厚いサービスを含むハイグレードな賃貸管理サービスです。
手数料は家賃の7~10%前後が相場で、例えば、家賃30万円のマンションの賃貸管理を委託する場合の手数料は、2万1,000円~3万円程度となります。
【充実プランの概要】
| 手数料相場 | 家賃の7~10%前後 | 
|---|---|
| 主なサービス内容 | <集金対応> ・ 家賃集金、入金管理 ・ 滞納督促 ・ 収支報告 ・ 会計処理 <入居者対応> ・ 入居者募集 ・ 入居審査、契約手続き ・ 退去立会い ・ 原状回復手配 ・ 入居者からの問い合わせ対応 ・ 入居者からのクレーム対応 ・ 修繕手配 <より細やかな対応> ・ 24時間緊急対応 ・ 定期点検、巡回清掃 ・ 長期修繕計画のサポート ・ 空室対策 | 
賃貸管理会社によっては、保証会社と連携して滞納保証をしたり、資産運用のアドバイスを提供したりするところもあります。
このプラン最大のメリットはやはり、オーナーの負担と入居者トラブルなどのリスクを大幅に軽減できることでしょう。
また、定期点検や巡回清掃、長期修繕計画のサポートによって、マンションの資産価値を長期的に維持したり、空室対策によって収益を安定化したりすることも期待できます。
充実プランなら、経験がない方でも“ほぼ丸投げ”でマンション経営を始められるでしょう。
このプランは、「面倒な管理をすべて任せて、長期的に安定運用したい」オーナーや、忙しい投資家・遠方オーナーに適しています。
集金代行プランをおすすめする人
- 物件の遠方に住んでおり、かなり多忙な人
- トラブル回避を最重要視する人
- 長期的な資産価値維持を重視する人
収益率が悪くなったとしても、賃貸管理のすべてをプロに任せ、資産価値を維持しつつ安定的な賃貸経営をしたい、という方はこのプランを検討してみてはいかがでしょうか。
【Point】賃貸管理に含まれない業務に注意!
下記のような業務は、一般に、賃貸管理のプランには含まれません。- 建物や設備に対する大規模修繕の企画や施工管理
- 原状回復費を超えるリフォームやリノベーション(間取り変更、内装フルリフォームなど)
- 保険、補償関連
- 高額広告費のかかる入居者募集
- モデルルームの設営
- 立ち退き交渉や訴訟対応
- 家賃値上げ交渉
- 契約トラブルの法的手続き
マンションの賃貸管理会社を「手数料の安さ」だけで選ぶのは危険
 
賃貸管理手数料の安さは、マンションオーナーにとって大きな魅力に感じます。しかし、賃貸管理会社を手数料の安さだけで選んでしまうと、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。
実際、賃貸管理会社を手数料の安さだけで選んだ結果、空室が長引いたり、資産価値が下がるなど、大きな損害を被るケースも少なくありません。
この章では、実際に起こり得る失敗例を具体的に挙げつつ、賃貸管理会社を手数料のやすさ”だけ”で選ぶことのリスクについて考えてみましょう。
【失敗例①】サービスの質が低い
手数料の安さで賃貸管理会社を選んだ人が遭遇しやすいトラブルが、サービスの質の低さです。
具体的には、下記のようなケースが考えられます。
・ 入居者募集の媒体や営業活動がかなり限定的で、空室期間が長引く
・ クレーム対応、トラブル対応が遅く、入居者の満足度が下がる
・ 滞納督促が不十分で、回収不能になってしまった
・ 修繕やメンテナンスについて、なにも提案してもらえない
・ 設備故障や老朽化への対応が遅い(全くない)
・ 担当者の経験不足(専門知識のない担当者が業務を行う)
このようなトラブルは入居率の低下に直結しますし、建物管理やメンテナンスが行き届いていない物件は資産価値が低下し、将来の売却や融資評価に悪影響を及ぼします。
【失敗例②】管理手数料が安くてもトータルコストが安くなるとは限らない
賃貸管理会社の広告を見ていると、手数料の安さをアピールしているものが多く見受けられます。
その全てにあてはまるわけではありませんが、管理手数料が安いからといって、賃貸管理にかかるトータルコストを安く抑えられるとは限りません。
追加費用の請求などによって、トータルコストが高くなってしまうことがあるからです。具体的には、下記のようなケースが考えられます。
・ 入居者募集広告費として、家賃の1~2か月分を追加請求される
・ 退去立会いが基本プランに含まれず、退去のたびに立会い費や修繕手配費を請求される
・ 緊急トラブル対応や夜間休日対応が別料金
・ 更新手続きや契約書作成費が別料金
・ 入居者が不十分でオーナーが自費対応せざるをえなくなる
賃貸管理手数料が安くても、度々追加料金を請求されていてはトータルコストが高くなってしまいます。
【失敗例③】管理手数料無料につられてしまって・・・
賃貸管理会社によっては、「管理手数料無料」のプランを提供している場合がありますが、これも要注意です。
こういった業者は、更新手続料や広告費、修繕費の上乗せなど、他の名目で費用を回収している可能性が高いからです。
また、手数料無料の業者へ賃貸管理を委託すると、下記のようなトラブルに遭う可能性もあります。
・ 広告料が安く抑えられ、募集が遅れたり、条件の悪い入居者しか集まらなくなる
・ サービス内容が極端に限定されている
・ オプション費用が相場よりもかなり高額
・ 入居者対応の質が低い
こういったトラブルは入居率や資産価値の低下につながりますし、それが続けば賃貸経営の収支が悪化してしまうリスクもあります。
【失敗例④】解約時に違約金を請求される
賃貸管理会社を手数料の安さで選ぶと、「解約時の高額な違約金」により思わぬ負担を強いられるリスクがあります。
例えば、下記のようなケースが想定されます。
| 解約の種類 | 想定されるケース | 
|---|---|
| 早期解約 | 残りの契約期間すべての管理手数料を違約金として請求される | 
| 契約満了前の売却 | 家賃6か月分など、高額な違約金を請求される | 
| 解約できない | 予告期間が6ヵ月など長めに設定されている 契約書に「契約満了日のみ解約可」と定められている | 
高額な違約金や、解約しにくいシステムは、手数料無料・低手数料を売りにしている賃貸管理会社の”隠れコスト”として見落とされやすいパターンです。
マンション経営の収支を考慮すると、賃貸管理手数料などの固定費が安いにこしたことはありません。
しかし、手数料の安さだけで管理会社を選ぶとトータルコストが高くなったり、思わぬ損失を被ったりするリスクがあります。
賃貸管理会社選びでは手数料の安さだけでなく、サービス面や他オーナーからの評判など、様々なポイントを総合考慮し、複数社を比較検討することが大切です。
次章では、賃貸管理会社を選ぶ際のチェックポイントについてわかりやすくご説明していますので、ぜひ参考にしてください。
マンション賃貸管理会社を選ぶなら最低6社を「比較検討」するのが鉄則
 
マンションの賃貸管理会社を選ぶ際、多くの人が「とにかく手数料が安い会社を探そう」と思いがちです。
しかし、「3. マンションの賃貸管理会社を「手数料の安さ」だけで選ぶのは危険」でご説明したように、それでは思わぬトラブルや損失につながることがあります。
入居者募集力や入居者対応の質には大きな差がありますので、管理会社選びでは最低でも6社程度を比較し、手数料だけでなくサービス内容や実績をしっかり確認することが大切です。
【シミュレーション】質の高い管理会社VS質の低い管理会社
賃貸管理会社比較表~手数料と収益性の関係~
| 質の高い管理会社 | 比較項目 | 質の低い管理会社 | 
|---|---|---|
| 家賃の5~7% | 管理手数料 | 家賃の3%以下 | 
| 95%以上 (募集力・広告・空室対策が充実) | 入居率 | 75~85% (広告費をおさえ、募集が不十分) | 
| 迅速・保証会社利用で回収率ほぼ100% | 滞納督促 | 対応が遅く、滞納家賃を回収できない場合あり | 
| 迅速対応で入居者の満足度が高い | 入居者対応 | 対応が遅く入居者の満足度が低下 オーナー対応が必要でコスト増 | 
| 平均1か月以内 | 空室期間 | 平均3ヵ月以上 | 
| 維持または向上 (定期メンテナンスあり) | 資産価値 | 低下傾向 (メンテナンス不足で劣化が早い) | 
| 年間収益が5~10%高くなる場合あり | 総合収益 | 空室損・修繕費で収益が減少 | 
このように、サービスの充実した管理会社を選ぶと、確かに手数料は高いかもしれませんが、充実したサービスにより入居率が向上し、年間収益が高くなる可能性があります。
いい管理会社選びは収益向上に直結しますので、少し手間に思えるかもしれませんが、マンション経営を安心して任せられる賃貸管理会社を選びましょう。
具体的には、下記のようなポイントをチェックし、比較検討することをおすすめします。
【賃貸管理会社チェック表】
| チェック項目 | 具体的に見るポイント | チェックの目安 | 
|---|---|---|
| コスト面 | ・ 管理手数料率(家賃の○%など) ・ 手数料に含まれるサービス | ・ 手数料5%前後で追加費用が少ない | 
| 入居者募集力 | ・ 入居者募集方法 ・ 提案力(リノベ・条件変更など) ・ 空室率 | ・ 空室率10%以下 ・ 提案が具体的で実績あり | 
| 管理品質 | ・ 管理体制(担当者数や経験など) ・ レスポンスの速さ | ・ 3年以上の経験がある担当者がいる ・ 問合せには24時間以内に対応 | 
| 信頼性 | ・ 契約や条件の透明性 ・ 実績(管理物件数や運用年数) ・ 評判 | ・ 契約書が明瞭(解約条項は特に注意) ・ 管理物件50戸以上 ・ 口コミ評価4以上(5段階) | 
上表の基準を満たす賃貸管理会社であれば、「3. マンションの賃貸管理会社を「手数料の安さ」だけで選ぶのは危険」でご紹介したようなトラブルは回避できるはずです。
賃貸管理会社は6社以上を比較検討しよう!マンション貸す.comがサポートします
賃貸管理会社選びで「最低6社以上を比較検討」と聞くと、面倒に感じてしまいますよね。
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ひとくちに賃貸管理会社といっても、入居者募集力や入居者への対応品質などは、会社によって大きく異なります。
こうした違いを見極めるには、最低でも6社以上の賃貸管理会社を比較することが欠かせません。2~3社だけでは、相場観やサービスの幅を把握しきれず、条件の悪い会社を選んでしまうリスクがあるからです。
この点、6社以上を比較していただければ、
・ ご自身の物件に合った管理スタイルやサービス内容
・ 追加費用や違約金の有無
・ サービスの品質や担当者との相性
といったポイントについて、具体的かつ公平に判断できるかと思います。
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収益性の高いマンション経営をするには、適切な管理会社選びが必要不可欠です。さっそく、マンション貸す.comの無料査定を利用してみませんか?
まとめ
マンションの賃貸管理を専門業者へ委託する場合、手数料の相場は家賃の5%前後です。
ただし、サービス内容が充実したプランの場合は家賃の7~10%程度の手数料が必要な場合もありますので、契約前にサービス内容と料金をしっかり確認しましょう。
また、「管理手数料が安い」というのはオーナーにとって大きな魅力ですが、手数料の安さだけで賃貸管理会社を選ぶのはやめましょう。
入居者募集をしてくれなかったり、入居者対応が悪かったり、といった理由で入居率が低下したり、管理不足によって物件の資産価値が低下するリスクがあるからです。
賃貸管理会社を選ぶ際は手数料だけでなく、下記のように複数のポイントを入念に確認することをおすすめします。
【賃貸管理会社チェック表】
| チェック項目 | 具体的に見るポイント | チェックの目安 | 
|---|---|---|
| コスト面 | ・ 管理手数料率(家賃の○%など) ・ 手数料に含まれるサービス | ・ 手数料5%前後で追加費用が少ない | 
| 入居者募集力 | ・ 入居者募集方法 ・ 提案力(リノベ・条件変更など) ・ 空室率 | ・ 空室率10%以下 ・ 提案が具体的で実績あり | 
| 管理品質 | ・ 管理体制(担当者数や経験など) ・ レスポンスの速さ | ・ 3年以上の経験がある担当者がいる ・ 問合せには24時間以内に対応 | 
| 信頼性 | ・ 契約や条件の透明性 ・ 実績(管理物件数や運用年数) ・ 評判 | ・ 契約書が明瞭(解約条項は特に注意) ・ 管理物件50戸以上 ・ 口コミ評価4以上(5段階) | 
この記事を最後までお読みいただいたあなたが、ニーズに合った賃貸管理会社に出会えることを心から祈っています。
 
				Author information
戸谷 太祐
						株式会社エイムプレイス 社外取締役
						
						賃貸経営は思い通りにいかず、不安や迷いが生まれがちです。私はオーナー様が納得して判断できる環境を整えることを使命としています。専門用語を減らし、判断に必要な情報や手順を整理し、入居者募集・原状回復・更新といった運用サイクルを仕組み化。記事発信やマッチングを通じて、初めての方でも安心して比較・検討できる環境を「レントハック」で提供しています。
					
 
		


 
       
       
       
       
       
      
