ケーススタディ
『デメリットもきちんと説明してくれたサブリース会社に任せてよかった』／ Yさん（投資家 56才）
（自宅 北区 3LDK マンション 築9年 サブリース）
自然が多く以前から住みたいと思っていた街で気に入る物件を見つけたので購入することにしました。
そのため生活しているマンションはサブリースで貸し出すことを検討したのですが、どこの不動産会社へお任せすればよいか悩んでいました。
まずは管理業務をすべてやってくれる会社。
そして空室でも安定した収入が入ればありがたい。
この２点にこだわりノウハウのあるサブリース会社を探していました。
マンション貸す.COMにて３社に見積もりをしてもらい、その中でも私の望む賃貸経営に合っていると感じる会社へ相談してもらいに行きました。
管理の手間がかからないことと空室で悩む心配がないというメリット以外にも、サブリースだと入居者とのトラブル等に巻き込まれなくて済みます。
できれば何も気にせずに安定した収入を得たいと考える私のような不動産オーナーにぴったりの賃貸システムだと思います。
しかしその担当者と話を進めるうちにデメリット面も教えていただいたのです。
それは契約途中でも賃料の減額を請求される場合があるということ。
さらに状況によっては契約を解約される場合もあり得るということです。
そういうことは契約書にきちんと記載されているので、最新の注意を払うように言ってもらえたのです。
またその担当者は、サブリース会社に思うようにされている不動産オーナーも少なくないという今の時代の状況を明かしてくれました。
都合の悪いことや、契約者が構えるようなことは出来るだけスルーしたいというのが不動産関係の会社の本音。
私はこういったマイナス面をさらけ出せるということは自社に自信があるという証拠だと感じました。
他のビジネスでもそうですが、良い話ばかりをする人ほど疑わしい人はいないと常日ごろ思っています。
その担当者にははじめから好感が持てていたのですが、こうしたデメリットも詳しく説明してくれたという点からさらに信頼できる人だと確信しました。
今ではその会社にお任せしたことをとてもよかったと思っています。
担当者の話でもあったように最近ではサブリース会社だけおいしく、不動産オーナーには不利という契約が多くあるのだと聞きます。
相手は不動産のプロです。
思うように話を進められるのは仕方のないことかもしれません。
それを防ぐためにも信頼できる会社を探すことと、自分の望む経営の仕方を担当者とどれだけ交渉できるかということが重要だと思います。
サブリースはとても便利な賃貸システムですが、リスクも含んでいるということをみなさんにも知って欲しいと思います。
