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ケーススタディ

『賃貸管理会社のトラブル対応に不満があった』/ Tさん(会社社長 50才)
(投資用 千代田区 2LDK マンション築15年 賃貸募集・賃貸管理)

所有している2LDKのマンションを賃貸経営しているのですが、以前こんなことがありました。
上の階から水漏れがあったのです。
それ自体は大きなものではなかったのですが、そこから壁紙に染みができたりカビが発生するようになりました。
その対処の仕方が納得いきませんでした。
管理会社は原因究明をすることなく、ただ壁紙の補修をしただけだったのです。
このままでは困ると何度か抗議したのですが、まともに取り合ってもらえません。
そんなこともあり大きな不信感へと繋がってしまいました。
不動産オーナーと管理会社とはビジネスパートナーだと思います。
信用あってこそ、その不動産の経営が成り立っていくものなのではないでしょうか。

その管理会社は地域でも有力で名前もあるところです。
そういう部分にも安心感があり契約したのですが、実際は思っていたものと違いました。
担当者の驕り高ぶりを感じることも少なくなかったのです。
私としては管理会社と上手に付き合い、入居者の方にもより良い生活をしてほしいのが望みだったのですが、一度溝が出来るともう戻れませんでした。
徐々に関係も悪化していき管理会社との連絡も減っていったのです。 これでも賃貸経営というものはまるで問題ないように続くのですが、それでは入居者の方にも影響があると思いました。
関係の悪いオーナーと管理会社が扱っている物件に住みたいとは誰も思わないと思います。

私も本職の方に気がいきすぎてほったらかしにしてしまったので管理会社だけの責任ではないのですが、このままでは物件がダメになってしまうと感じ管理会社を変更することにしました。
今の管理会社との関係は良好そのものです。
それほど新しいとはいえない物件なので今後劣化なども少しづつですが現れると思います。
メンテナンスや補修がとても重要な時期だと覚悟していますが、それでも安心しています。
それは管理会社の担当者が信頼できる方だからでしょう。
年下の方ですが、これほど頼りがいがあると感じる方も少ないと思いました。
私と物件、入居者の方の暮らしとしっかり向き合ってくれているのがわかる方なのです。

以前の管理会社で学んだことは、オーナーと管理会社との関係にひびが入れば、すぐにそれは物件へと影響してくるということです。
物件が悪くなればそれも入居者の方の生活につながります。
賃貸経営とはとても単純な構造だと感じましたが、同時にとても難しいものだと思いました。
管理会社との関係こそが、物件の価値を維持することにとって重要なのでしょう。

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