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『相場より安いサブリースの意味とは』/ Oさん(無職 66才)
(投資用 港区 2LDK マンション 築13年 サブリース)

所有しているマンションを賃貸に出したいのですが、賃貸経営は全くの素人で管理等をできる自信はありません。
なので不動産会社に借り上げしてもらい第三者に転貸しようと考えました。
サブリースの場合、家賃保証制度がある会社が多く安定した収入が入るという話も聞いたことがあります。
そこである不動産会社へ相談にいったのですが、見積もりしてもらい提示された賃料はとても安いものでした。
私はそれまでサブリースだと相場の賃料よりも安くなってしまうということを知らなかったのです。
サブリースで賃料が安くなる理由は、その差額が不動産会社の収入になりそれで空室リスクを抑えたり管理を行うからだと思います。
またその物件に確実に入居者が入るようにするためにも低く設定する必要があるのでしょう。
また以前、無理な保証家賃に設定したサブリース物件を扱う不動産会社が多く倒産したということも聞きました。
空室を保証する不動産会社が破綻しないために賃料は安めになっていることがわかりました。

サブリースで物件の賃貸を委託していた不動産会社が破綻するとどういったことになるのでしょうか?
これも調べてみてはじめて知ったことなのですが、まずはじめに家賃を払ってもらえなくなるということ。
そして賃貸の業務が停滞してしまうので不動産オーナーにとっては大きな損害だということです。
お世話になる不動産会社がどれだけ安定しているのかもサブリース物件を委託する際に重要であると思いました。

私はマンション貸す.COMを通してサブリース物件の取り扱いに慣れている不動産会社を紹介してもらい、そこに自分のマンションを委託しました。
その不動産会社の方は素人の私にも丁寧に説明してくれたので助かりました。
私はとりあえず安定している収入があればという考えで、相場より安い賃料には目をつぶることにしました。
私のように慣れていない不動産オーナーは、入居者と直接接することはできれば避けたいので快適に不動産経営が出来ています。
これである程度長期的に安定した収入を得ることが出来ると考えると利点も多いと感じています。
最後に私が思ったのはどんな仕事でも経営の仕方は幾通りもあるということで、不動産オーナーによってサブリースという賃貸方法は吉にも凶にもなるのだということです。
家賃収入を上げたいと考えるなら、やはり不動産会社へ任せる部分を最小限に減らして自ら手間をかけて管理等の業務をするのが重要だと感じました。

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